先日、C言語によるOpenCVのサンプルプログラムについては、
【OpenCV2.2】新規プロジェクトの作成方法(C言語版)
のページにて紹介しましたが、C言語だとウィンドウの作成やマウスイベント処理などが、少々面倒です。
そこで、.NETの中でもC言語寄りなC++/CLIを使って、OpenCVのIplImageを.NETのBitmapへ変換し、GUI部分は、.NETに任せて、より簡単なウィンドウプログラムを作ってみました。
サンプルプログラムはこちら→OpenCV22_CLISample.zip
動作環境
- Visual Studio 2010 Express C++/CLI
- OepnCV2.2 (OpenCV2.2のコンパイル済みのライブラリをデフォルトでセットアップした状態の設定になっています。)
このサンプルではファイルメニューから画像ファイルを開き、二値化、平滑化などの簡単なフィルタ処理を行い、マウスポインタを画像上で動かすと、左下のステータスバーに輝度値が表示されるようになっています。
このサンプルプログラムは、できるだけ初心者の方にも分かり易く?書いたつもりですが、逆に、ある程度詳しい人にとっては、画像の描画の部分など、無駄に見える部分もあるかと思いますが、そのへんの最適化はみなさんにお任せします。
(あまりマジメに書くと、本職に支障が出そうなので...)
といっても、このサンプル、そこそこ便利だと思います。