【Kinect SDK】RawBayerデータとは?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
最近の記事
  • 8/22 【Neural Network Console】CPU/GPU処理の設定切替
  • 8/21 【Neural Network Console】Learning Rate(学習率)の設定
  • 8/20 ソニーの無償AIソフト Neural Network Consoleの入手ダウンロード、インストール
  • 8/20 Deep Learning
  • 8/20
  • 8/19 古いバージョンのVisual Studio Community/Expressの入手ダウンロード
  • 8/19 CUDAの入手、ダウンロード、インストール方法
  • 8/17 【C#.NET】マイクロソフト仕様のアフィン変換
  • 8/5 【C#】ファイルを開くダイアログボックスの表示
  • 8/2 キャノンプリンターのCDトレイはどこ?!
  • 7/6 【参考書籍】画像処理・機械学習プログラミング OpenCV 3対応
  • 6/20 【Python,matplotlib】動くグラフをAnimationGifに保存する方法
  • 6/17 シグモイド関数の微分
  • 6/15 シグモイド関数
  • 6/13 合成関数の微分
  • 6/12 WordPressで数式エディタ風に数式を入力したい
  • 6/11 PythonをVisual Studioでインストールする方法
  • 6/9 【Python】OpenCVをAnacondaでインストール(Windows編)
  • 6/6 【Python】Anacondaで複数バージョンの環境切り替え
  • 6/6 画像センシング展2017に出展します。
  • 6/1 【Office365】Web版Outlookのフォントサイズ変更
  • 6/1 【Anaconda】モジュールのアップデートでエラー発生
  • 6/1 【Anaconda】コマンドリストの表示
  • 5/29 Windows10パソコン購入
  • 5/24 Anacondaのアンインストール
  • 5/24 【Jupyter Notebook】新規プログラムの作成
  • 5/23 【Python】開発環境の構築
  • 5/23 Pythonはじめました
  • 4/6 【Office365】Web版Outlookのスレッド表示を解除する方法
  • 4/5 【Excel】フーリエ解析(FFT)
  • 3/20 Canny edge detection
  • 3/20 【Excel2016】分析ツールの表示
  • 3/5 【Visual Studio】黒い背景色を白に変更する方法
  • 2/8 【Windows10】拡張モニタに表示されたウィンドウを元に戻す
  • 2/7 複素数の計算
  • 1/18 【Excel】棒グラフの横軸の目盛を0始まりにする
  • 1/16 【Excel】フーリエ変換
  • 1/6 【OpenCV】疑似カラー(カラーマップ)
  • 11/8 【Visual Studio】検索結果のウィンドウ表示
  • 11/3 ニコン 一眼レフカメラ D5500レビュー
  • 10/26 カラーカメラはモノクロカメラを兼ねない
  • 9/6 (Free Soft)Animation GIF Builder
  • 8/30 【C#】タブの無いTabControlっぽいものを作る
  • 8/29 【OpenCvSharp】サンプルプログラムの公開
  • 8/28 【PowerPoint】部分的にカラーにする(セレクトカラー処理)
  • 8/27 【C#】引数の値渡し、参照渡し(ref, out)
  • 8/26 【Word/Excel】図形内に文字を挿入する
  • 8/25 【C#】NumericUpDownコントロール
  • 8/24 ニコン D3400 VS D5500 仕様比較
  • 8/22 【C#】MDIフォームにリサイズ可能なPanelを設置する

  • 先日、Kinect for Windows SDK Ver1.6が公開されましたが、Ver1.6からRawBayerデータという物が取得できるようになりました。

    そもそもRawBayerデータというのはRaw(生データ、何も加工されていないデータ)のBayerデータをさします。

    Bayerデータというのは、カラーカメラの仕組みを知らないと分かりづらいのですが、一般的なカラーのCCDやCMOSのセンサでは、撮像素子1つ1つにR,G,Bのどれか1つだけの光を通す光学フィルタが、下図のようなR,G,Bのパターンで配置されています。

    【Kinect SDK】RawBayerデータとは?

    この配置パターンをBayer配列と言い、このBayer配列のフィルタを通して撮影された画像は、市松模様の入ったモノクロの画像データとなります。

    KinectでRawBayerデータに設定し取得した画像はこんな感じ↓

    【Kinect SDK】RawBayerデータとは?

    部分拡大すると↓

    【Kinect SDK】RawBayerデータとは?

    このデータを元にカラー画像へ変換する処理をBayer変換RAW現像などと言います。

    このカラーへ変換するアルゴリズムですが、最初のBayer配列の図を見て頂くと分かるように、例えば、赤のフィルタがかかった画素の位置では、R(赤)は取得できるものの、G(緑)とB(青)が不足しています。

    そこで、Rの上下左右にはGの画素があるので、そこからGを補完し、Rの斜め方向にはBの画素があるので、Bを補完します。同様な全画素において行うと、全画素にR,G,Bのデータを補完できるので、カラー画像となります。

    ただ、実際にはBayer変換できれいにカラーへ変換するのは難しく、Kinectでカラーで撮影した画像↓

    【Kinect SDK】RawBayerデータとは?

    これを拡大してみると↓

    【Kinect SDK】RawBayerデータとは?

    上図のように、市松模様的なパターンが残っていたり、擬色と呼ばれる本来の色とは異なる色になっていたりします。

    この擬色などを手っ取り早く消すには、カラーに変換した画像にガウシアンフィルタをかけ、アンシャープマスキングを行うと、少しまともな感じになります。

    (処理例)

    【Kinect SDK】RawBayerデータとは?

    部分拡大↓

    【Kinect SDK】RawBayerデータとは?

    この辺の味付けには人それぞれ好みの分かれるところなので、カラー画像を重視する場合はRawBayerデータからカラー画像への変換に挑戦してみるのも良いと思います。

    ちなみに、OpenCVでもCvtColor関数を使えばBayer配列からカラー画像へ変換できますが、これもあまり綺麗には変換しれくれません。

    【関連記事】

    カラーエリアCCDセンサのしくみ(単板式、三板式)

    ガウシアンフィルタ

    アンシャープマスキング(鮮鋭化フィルタ)

    ●OpenCVのcvCvtColorcvtColor

    コメント

    1. […] 【Kinect SDK】RawBayerデータとは? | イメージングソリューション […]