三次元データやサーモグラフィのようにデータを画像にした場合には、モノクロで表示するよりも、色を付けて表示した方が見やすい場合があります。
モノクロ表示 | 疑似カラー表示 |
このグレーの色に疑似的に色を付ける方法を疑似カラー(Pseudo-color)と言います。この色の付け方は色相を使って青~緑~赤へと変化させてもいいのですが、もう少し簡単な方法を紹介します。
青~緑~赤~青へと色を変化させるには以下のようなパターンでR,G,Bの値を変化させます。
このパターンは青~緑~赤~青の色相で言うと一周分なので、一般的に用いられるのは青~緑~赤ぐらいまでなので、上図の0~240°部分を8Bitの輝度値に割り当て
のようにすると、このようなグレースケール↓に
疑似カラーを割りつけると、このように↓なります。
このようにクレースケールにカラーを割り当てることで、より画像を見やすくしています。モノクロ8Bitの画像データの場合は、画像データはそのままに、カラーテーブルを変更するだけで、疑似カラー表示する事が出来ます。
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