平滑化(移動平均)フィルタ

平滑化フィルタは読んで字のごとく、画像の輝度値を平らに滑らかにするための手法です。
画像中のノイズを除去するために用いられます。

平滑化処理前 平滑化処理後

移動平均フィルタ(別名:平均化フィルタ、単に平滑化フィルタともいう)では、注目画素のその周辺の輝度値を用いて、

輝度値を平均し、処理後画像の輝度値とする手法です。

例えば、注目画素とその周辺の輝度値に以下のようなレートを掛け合わせて輝度値を求めます。

この3×3のレートの組合せの事をカーネル、オペレータ、マスクなどと言います。

とくに3×3である必要はなく、5×5の場合では

となります。

ただし、全てのレートを足し合わせてになるように調整して下さい。

 

画像処理アルゴリズムへ戻る

 

関連記事

フィルタ処理の高速化アルゴリズム(重複した計算を行わない)

平滑化(移動平均)フィルタ」への5件のフィードバック

  1. ピンバック: 画像のフィルタリング: (1) 空間フィルタリング(Spatial Filtering) | CVMLエキスパートガイド

  2. ピンバック: 画像処理フィルタ一覧、比較 | イメージングソリューション

  3. ピンバック: フィルタ処理の高速化アルゴリズム(重複した計算を行わない) | イメージングソリューション

  4. ピンバック: メディアンフィルタ | イメージングソリューション

  5. ピンバック: ガウシアンフィルタ | イメージングソリューション

メディアンフィルタ | イメージングソリューション へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください