2011-03

OpenCV2.2

【OpenCV2.2】ライブラリ構成(*.lib,*.hなど)

OpenCV2.2からはライブラリの構成が再構築されています。 旧バージョンと、OpenCV2.2の構成の概略は以下の通りとなっています。 OpenCV2.2 旧バージョン ヘッダファイル ライブラリファイル 概要 opencv_core ...
OpenCV2.2

OpenCV2.2の入手、ダウンロード、インストール、環境設定

OpenCVはsourceforgeにて公開されています。 公開される内容はOpenCVのバージョンにより異なるのですが、最近のバージョンではライブラリをコンパイル済みのセットアップファイル(*.exe)、および、ソースコードを含み、自分で...
OpenCV

【OpenCV】IplImage構造体

OpenCVの画像データの大きさやビット深度、画像データのポインタなどを管理しているのがIplImage構造体になります。 (OpenCV2.0からはcv:Matクラスというのも登場してきますが、ここではIplImageについて解説したいと...
Visual Studio

ライブラリの使用方法、VisualStudioの設定方法

最近、OpenCVやOpenGL、DirectShowなどのライブラリを使う機会が増えてきたので、ライブラリの使い方をまとめておきます。 ライブラリと一言いっても、スタティックライブラリ、ダイナミックライブラリ、.NETのクラスライブラリな...
OpenCV

OpenCVとは?

OpenCVとは? もともとインテルが開発したオープンソースのコンピュータビジョンライブラリ(Open Computer Vision)であり現在ではWillow Garage(ウィローガレージ)という米国のロボットの研究開発を行うベンチャ...
画像処理

標準画像データベースSIDBA(Standard Image Data-BAse)

画像処理をしていると、一度は見た事があるであろう、マンドリルの画像↓ ですが、これは画像処理用の  標準画像データベースSIDBA(Standard Image Data-BAse)から用いられています。このSIDBAの画像データ入手先です...
画像処理

テンプレートマッチング(template matching)

画像の中から指定した画像(テンプレート)と似ている位置を探すことを テンプレートマッチング(template matching)と言います。 テンプレート 画像 このとき、テンプレートと画像データがどれだけ似ているか?という評価値(類似度ま...
画像処理

疑似カラー(Pseudo-color)

三次元データやサーモグラフィのようにデータを画像にした場合には、モノクロで表示するよりも、色を付けて表示した方が見やすい場合があります。 モノクロ表示 疑似カラー表示 このグレーの色に疑似的に色を付ける方法を疑似カラー(Pseudo-col...
画像処理

色相、彩度、明度の計算方法

色相(Hue:色合い)、彩度(Saturation:鮮やかさ)、明度(Brightness,Lightness,Intensity,Value:明るさ)については、以前、変換式には色相、彩度、明度ほかのページにまとめたのですが、実は訳も分か...
画像処理

色相、彩度、明度の公式

カラーの画像処理をする時には、これら色相などの知識は必須となります。 Windows標準で付いてくるペイントで、色の作成の表示をすると、雰囲気が分かると思います。 基本的に以下の色相、彩度、明度を用いて色を表すのですが、変換式にいくつかの種...
画像処理

外周画像の処理

平滑化フィルタやメディアンフィルタなどの注目画素の周辺画素を用いた画像フィルタ処理では、画像の外周部分が下図のように画像の外側を参照してしまうため、処理ができなくなります。 この外周部分を処理する方法はいくつかあるのですが、代表的な方法を紹...
画像処理

画像の回転

画像を回転する場合、任意点周りの回転移動でも紹介したように回転行列を使って、例えば、画像の中心周りに画像を回転させると、下図のように回転後の画像が虫食い状態になってしまいます。 → 回転前の画像 回転後の画像 こうならないようにするためには...
画像処理

アフィン変換(平行移動、拡大縮小、回転、スキュー行列)

画像の拡大縮小、回転、平行移動などを行列を使って座標を変換する事をアフィン変換と呼びます。 X,Y座標の二次元データをアフィン変換するには、変換前の座標を(x, y)、変換後の座標を(x',y')とすると回転や拡大縮小用の2行2列の行列と、...
画像処理

画素の補間(Nearest neighbor,Bilinear,Bicubic)の計算方法

画像を拡大や回転する場合など、画像の画素と画素の間の輝度値を参照する必要が出てきますが、その参照方法を紹介します。 この画素を画素の間を参照する事を一般に補間や内挿(Interpolation)と言います。 最近傍補間(ニアレストネイバー ...
画像処理

円形度

輪郭追跡を行うと周囲長を求めることができますが、この周囲長を用いた代表的な特徴量の円形度を紹介します。 円形度とは円らしさを表す値で値が1となる時、もっとも円に近くなります。 定義は面積(画素数)をS、周囲長をLとすると、 円形度 = 4π...
画像処理

輪郭追跡処理アルゴリズム

二値化された画像において、各連結部分の境界部分を求める事を輪郭追跡といいます。 この輪郭追跡を行う事で周囲長や連結領域の幅や高さなどを求めることが出来ます。 以下、この輪郭追跡の処理アルゴリズムを紹介します。 まず、左上からラスタスキャンを...