私が本格的にC#を始めたのはC#2.0(Visual Studio 2005)からなのですが、会社でプログラムをしていると、お客様向けのサンプルプログラムを作成することから、むやみにVisual Studioのバージョンを上げる事もできず、Visual Studio 2005をかなり長い事使用してきました。
現在ではVisual Studio 2015をメインに使用しているのですが、C#の構文はC#2.0をひきずっておりまして。。
最近では、お客様が使っているVisual Studioは古くてもVisual Studio 2010ぐらいでしょうか。
ここでは、少しずつ、便利な機能は取り入れていこう!というのが目的でC#2.0より新しい構文についてまとめていこうかと思います。
varによる暗黙的な型宣言 | C#3.0~ |
自動実装プロパティ | C#3.0~ |
拡張メソッド | C#3.0~ |
Parallel.Forによる並列処理 | C#4.0~ |
引数の省略と名前付き引数 | C#4.0~ |
文字列補間($を使った文字列書式設定) | C#6.0~ |
ちなみに、C#のバージョンとVisual Studioのバージョンの対応は以下の通りです。
C#2.0 | Visual Studio 2005 |
C#3.0 | Visual Studio 2008 |
C#4.0 | Visual Studio 2010 |
C#5.0 | Visual Studio 2012,2013 |
C#6.0 | Visual Studio 2015 |
C#7.0 | Visual Studio 2017 |
C#8.0 | Visual Studio 2019 |
(参考)https://en.wikipedia.org/wiki/C_Sharp_(programming_language)#Versions