これまで紹介してきたテクニックを使って、正規分布の確率密度関数を例にとって、任意関数のグラフの描画方法を紹介します。
確率密度関数は以下の式です。
この式のグラフを書くには、まず、Xの値を記入します。
この方法は連番の入力でも紹介しましたが、A7のセルに初期値の-6、A8のセルに次の値の-5.5を入力し、マウス操作によりA列のセルに-6~6までの連番を記入しています。
次にf(x)の計算式にはB7のセルに
=1/(SQRT(2*PI())*B$5)*EXP(-($A7^2/2/B$5^2))
と入力します。
このB7のセルをコピーして他のf(x)に相当する部分に貼り付けても、X座標およびσの値の参照先が移動しないようにアルファベット部分および数字部分の頭に$を付けてから、コピーおよび貼り付けをします。
なぜ$を付けるのか?については固定セルの参照(絶対参照)のページを参考にして下さい。
これで、f(x)の値は全て計算できるので、あとはキー操作を駆使してグラフの描画範囲を選択しグラフの散布図を用いてグラフ表示します。
ファイルの実体はこちら gauss.xls
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