ベクトルのノルム(大きさ)の計算のおさらいですが、ベクトルを
とすると、ノルムは
となります。
これをエクセルで計算するには?と探してみるものの、直接的なエクセルの関数は無さそうでした。
そこで、前回内積の計算を紹介しましたが、同じベクトルの内積を計算してルート(SQRT()関数)を使うと、とりあえずできますが、さらに探すと SUMSQ なる関数が用意されていました。
このSUMSQ関数は、各要素を2乗して合計を計算する関数ですが、これで、ノルムのルートの中身が計算できます。
ということで、ベクトルのノルムの計算は
= SQRT(SUMSQ(“セルの範囲”))
として
のように、SQRT、SUMSQ の2つの関数の組み合わせで、計算する事ができます。
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