もともと、ソニーのミラーレスカメラNEX-5Rを持っていたのですが、最近はiPhoneで撮影するだけでも、そこそこ綺麗な写真が撮れてしまうので、ここは昔からの憧れでもあった一眼レフカメラを買うか!
ということで、旅行に行くのに合わせて、ニコンのD5500を購入しました。
私の主な使用目的としては旅行用なので、できれば軽く、手持ちでも夜景をキレイに撮りたい、旅の軌跡を残すのにGPSが欲しい、というのがカメラに求めるところです。
ということで、今回は一眼レフにすることは決めていたので、ニコンにするか?キャノンにするか?の定番の悩みから入ったのですが、ローパスフィルタレスで、よりシャープでリアルな画像が撮影出来る事を期待してニコンのD5500に決めました。
はなから予算オーバーですが、D500は旅行用には少し重いかと思い断念...
結局購入したのは以下の構成です。
- 本体:D5500 18-55 VRⅡレンズキット
- レンズ:SIGMA 18-300mm
- GPSユニット:GP-1A
- 予備バッテリー:EN-EL14a
- 液晶保護フィルム:ハクバ BKDGF-ND5500
- SDカード(FlashAir):W-03
- レンズプロテクト:マルミ 72mm
- カメラケース:ミツミ MLサイズ
レンズをどうするか?かなり悩んだのですが、旅行先でレンズを2本持ち歩くのも嫌だし、ズームは欲しいので、結局、SIGMAの18-300mmのレンズにしました。
購入したもの、もろもろ↓
カメラケースは、少し大きかったのですが、レンズの大きさに合うのも無かったので、これにしました。
背面にあるチャック付きのポケットが予備のバッテリーやレンズキャップを入れるのに便利です。
そして、本体一式の中身はこちら↓
普通に使う分には、この内容だけで、十分です。
ニコンの標準レンズ(18-55mm)とSIGMAのレンズ(18-300mm)の比較
SIGMAのレンズは300mmまである割には、そこそこ小さいと思いましたが、ちょっと重い。
カメラ本体を軽いのを選んだのに、レンズが重かったというオチ。。
前から持っていたソニーのNEX-5Rとの比較
やっぱりミラーレスはミラーが無い分、レンズのフランジバック分だけ小さい。
ただ、上の写真で見る以上にD5500の方が大きく感じます。
D5500のウリの一つのバリアングル液晶もNEX-5Rと比較
これについては、NEX-5Rの方が使いやすかった。。
D5500は横に広げないといけない上に、広げるとカメラを両手で持てないし、広げる時にストラップが邪魔でした。
ちなみに、今回はカメラを持って四国へ行ってきたのですが、これ↓がしたいがためにGPSユニットを買ったのですが、結局、GPSユニットは屋根があるとほとんど使い物にならなく、iPhoneで撮影してGPSのピンを立てているのも含まれています。
そして最初のメインの目的地、大塚国際美術館
【撮影条件】フラッシュなしオート、F8、焦点距離18mm、露出時間1/250秒、ISO-200
ここは、飾られている絵は全部偽物なのですが、実物大の陶板で作られており、有名なゴッホやモナリザなどがあり、美術に詳しくない私でもそこそこ楽しめます。
写真撮影もOKですが、三脚はNG、作品のみの撮影もダメ、人と一緒に撮影してね!というスタンスです。
館内での撮影例
【撮影条件】フラッシュなしオート、F3.5、焦点距離18mm、露出時間1/60秒、ISO-1800
【撮影条件】フラッシュなしオート、F3.5、焦点距離18mm、露出時間1/50秒、ISO-12800
屋外での撮影
【撮影条件】フラッシュなしオート、F8、焦点距離120mm、露出時間1/250秒、ISO-2800
美術館の中庭で撮影した、こちらは本物の水蓮ですが、なぜかアートっぽく見えるが不思議だった~
次の目的のトロッコ電車。
琴平駅から大歩危駅へ
【撮影条件】フラッシュなしオート、F6.3、焦点距離35mm、露出時間1/1600秒、ISO-400
前半は窓のある客車で行くのですが、後半はトロッコ部分に乗り換えます。
窓が無いので、トンネルを抜ける時とは、風をダイレクトに感じれらるので楽しかったです。
車内からはスポーツモードで撮影
【撮影条件】シーン、スポーツ、F3.5、焦点距離18mm、露出時間1/8000秒、ISO-800
当日はあいにくの天気だったのですが、これからの紅葉のシーズンは最高でしょうね!
しかし、残念ながらこのトロッコ列車も11月27日をもって終了します。
次は、ちょっと高級志向の
四国まんなか千年ものがたり
という列車に生まれ変わります。
この、素朴なトロッコ列車もいいと思うんですけどね~
そして大歩危から向かった先は、かずら橋という吊り橋
【撮影条件】フラッシュなしオート、F5、焦点距離18mm、露出時間1/100秒、ISO-400
ここ、足場がスカスカで、恐怖感、ハンパ無かったです。
このかずら橋を渡ると琵琶の滝という滝があり、滝と言えばスローシャッターで撮影したくなりますよね。
【撮影条件】シャッター優先、F3.5、焦点距離18mm、露出時間1/13秒、ISO-160
橋を渡るのに三脚なんて持って行ける状況ではなかったので手持ち撮影です。
脇を固めて、ファインダーを押し当てるように撮影して、なんとか頑張りました。
帰りの電車から見る地元の家には、不思議なしゃちほこみたいなのがあり、これを最大ズームで撮影
【撮影条件】フラッシュなしオート、F6.3、焦点距離300mm、露出時間1/2500秒、ISO-400
これ、何なんだろう??
次に向かったのは旧金毘羅大芝居という歌舞伎の建物
【撮影条件】フラッシュなしオート、F3.5、焦点距離18mm、露出時間1/60秒、ISO-1250
現存する最古の芝居小屋とのこと。
【撮影条件】フラッシュなしオート、F3.5、焦点距離18mm、露出時間1/60秒、ISO-3200
【撮影条件】フラッシュなしオート、F3.5、焦点距離18mm、露出時間1/60秒、ISO-8000
中も自由に見せてくれて、舞台の裏や回転ステージの下も見れて楽しかったです。
【撮影条件】フラッシュなしオート、F5、焦点距離60mm、露出時間1/13秒、ISO-12800
以上、旅の思い出 兼 カメラのレビューでした。
撮影していて、ちょっと気になったのが、SIGMAのレンズ、近い距離で四角い物を撮影すると、レンズの歪みが気になります。
SIGMAの18-300mmでドアを撮影したのがこちら↓
結構、歪んでますよね。
ニコン標準の18-55mmのレンズで撮影すると、こんな感じ↓
焦点距離が違い過ぎるので直接比較するのもどうかと思いますが、ちょっと気になります。
カメラ本体にはレンズの歪補正機能がありますが、これはニコンのレンズを付けた場合のみ?のよう
ゆがみ補正に対応しているレンズは、こそらくこのページに書いてある物であれば大丈夫と思われ。
http://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/download/fw/197.html
こうなると、いくつものレンズ購入の深みにハマっちゃうのかな~と、ちょっと心配。
結局、ズームも欲しいと思い、18-300mmのレンズを購入してみたものの、今回の旅行で約900枚撮影した画像の焦点距離の情報をまとめてみると、こんな感じでした。
ほとんど18mmで撮影していて、むしろ、もう少し広角側が欲しいぐらいでした。
こんなんだったら、標準の18-55mmを持って行けば良かったかな~と後悔。
あと、撮影した画像データは、 カメラ本体→Wifi→スマホ→アマゾン プライムフォト という流れでデータを保存しておこうと思い、SDカードをFlashAirにしてみましたが、数枚の画像をスマホに送る分には、便利と言えば便利。
大量の画像を転送しようと思うと、カメラ本体がオートパワーオフになってしまうので、不便な場合がありました。
では、標準の機能を使って画像を転送しようとすると、カメラ本体のWifi設定のひと手間が増えますが、パワーオフになることはないので、それはそれでありかな?
しかも、転送時間が早い!
と思っていたら、そこに落とし穴が。。
写真データをスマホに転送するときに、デフォルトで「推奨サイズ」というのにチェックがされています。
この状態で画像を撮り込むと、6000x4000画素で撮影していた画像が1620x1080画素まで小さくなっていました。
わざわざ一眼レフを買ったのに、1620x1080画素まで落とそうと思わないのですが。。
で、結局、家に帰って、USBケーブルで接続し、じっくり画像をHDDに保存し、それをプライムフォトへ。
プライムフォトは圧縮することなく、枚数無制限で保存できるので、安心感があります。
私は、何度かHDDがダメになった経験があるので。。
こずれにしても、今回が初めての一眼レフカメラ。
これから、いろいろ試してみようと思っています。
コメント