OpenCVプログラミングブックのVer3対応版が出版されました。
おそらくそんなに内容は変わらないんだろうな~と思いながらも、これまでも購入してきたので買っておいてみたら、いい意味で期待を裏切られる内容でした。
これまでのイントール方法から始まりリファレンスマニュアルがメインの内容とは違い、どちらかというとVer2からVer3への移行マニュアルという雰囲気です。
さらにOpenCVの処理例も一般的なフィルタ処理の内容は無く、ARや機械学習など、応用例がまとめられています。
逆に言うと、OpenCV初心者が、この本をいきなり手にするのは少々難しく感じると思います。
(この辺の溝を埋めるのが私の役目か??)
【目次】
1章 イントロダクション
画像処理について/OpenCV/OpenCV3.0/OpenCV2.Xからの移行に関する注意点
2章 OpenCV3.0を利用するための環境構築方法
CMake/公式インストーラ/NuGet/MacPorts/HomeBrew/apt-get install
3章 OpenCV3.0を用いたアプリケーション開発
CMake/Visual Studio
4章 OpenCV3.0を用いたデバッグ方法
5章 コンピュータビジョンにおける三次元幾何
6章 拡張現実感(Augmented Reality:AR)
7章 機械学習による画像認識
8章 プロジェクタカメラシステムープロジェクションマッピング
9章 OpenCVとOpenGLの連携
10章 広視野角HMDのための歪み画像生成
11章 Kinect V2の利用
12章 OpenCL
←OpenCVへ戻る
コメント