OpenCVはシンプルな画像表示用のウィンドウも用意されているので、簡単に画像処理を試したい場合には非常に良いのですが、少し凝ったウィンドウを作成しようとすると、やっぱり.NETからOpenCVを触りたくなります。
.NETの言語(VB.NET、C#、C++/CLI)からOpenCVを使う方法は、だいたい以下の通り
- .NETのラッパーライブラリを使う
- 関数の定義ファイルを作成/使用する。
- C++/CLIから直接使う
という感じだと思います。
OpenCVのラッパーライブラリで有名どころは、下記のもの
- OpenCVSharp
- Emgu CVEmgu CV: OpenCV in .NET (C#, VB, C++ and more)
関数定義ファイルを自前で用意するのは大変なので、定義ファイルを公開してくれている方がいらっしゃるので、そちらを参考に。
C++/CLIからOpenCVを使う場合は定義ファイルなど必要無く、直接C++と.NETのプログラムを混在できるので、とりあえずは簡単なのですが、C++/CLIが複数フォームを作る場合などに、いきなり面倒になるので、結局のところ、OpenCVSharpを使うのがオススメでしょうか。
OpenCVSharpのマニュアルは下記ページのDocumentationと書いてあるファイルをダウンロードして下さい。
http://code.google.com/p/opencvsharp/downloads/list
OpenCVSharpに関しては作者のページSchimaの日記のOpenCVSharpのページを下記の順で見ると分かり易いと思います。
- OpenCvSharpを使う その1 (準備)
- OpenCvSharpをつかう その13(導入時のエラーについて)
- OpenCvSharpを使う その2~
私は、上記の記事にも書いてあるようにC#のAny CPUの設定になっているところで、つまづきました。
でも、どうしても自分は自作派だ!という人はC++/CLIで.NETラッパーライブラリを作成してVB.NETやC#から使うといいと思います。
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