アンチエイリアス(antialias)とは、特に斜めの線を描画した時にギザギザになるのをなめらかにする処理ですが、C#ではGraphicsクラスのSmoothingModeプロパティにSystem.Drawing.Drawing2D.SmoothingMode列挙型で指定することができます。
【指定例】
e.Graphics.SmoothingMode = System.Drawing.Drawing2D.SmoothingMode.AntiAlias;
【アンチエイリアス処理なし】
【アンチエイリアス処理あり】
指定するSmoothingMode列挙型ごとの描画結果を以下に示します。
【SmoothingMode.None】
【SmoothingMode.Default】
【SmoothingMode.HighSpeed】
【SmoothingMode.AntiAlias】
【SmoothingMode.HighQuality】
補足
このアンチエイリアスの設定は、線や文字を描画する際の設定となります。
画像を描画する際のギザギザを滑らかにしたい場合は、補間モード(InterpolationMode)となります。
この補間モードについては、下記ページを参照ください。
【C#】補間モード(InterpolationMode)の設定
例えば、画像を縦横2倍に拡大すると画像に隙間が生まれてしまうため、この隙間をどのように埋めるか?の手法を補間と呼び、C#ではGraphicsクラスのInterpolationModeプロパティを設定することで、DrawImageメソッドが補...
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