この本はたまたま本屋で見つけた本なのですが、よくあるTipsやリファレンス系の参考書籍とは違い、実際のプログラムでどのようにすべきか?みたいな事が書かれています。
.NETのプログラムをしていると、結果は同じ様になる事でも幾つかのメソッドが用意されているため、これで本当にいいのか?.NETを使っていると処理が遅くないか?ガーベージコレクションはどうなってるのか?というようなモヤモヤ感が残る場合があります
これらの事が理論的に書かれているので、とても参考になりました。
あまり初心者向けな本ではありませんが、C#である程度プログラムできるようになった人が、読むと良いと思います。
目次
Chapter 01 導入:.NET Frameworkと開発環境
1.1 本書の目的
1.2 対象とする読者
1.3 本書の構成
1.4 .NET Framework概要
1.5 .NET Frameworkの現在
1.6 開発環境
1.7 コードサポート
Chapter 02 .NET Frameworkアプリケーション設計
2.1 設計概要
2.2 イベント/デリゲートをベースとしたイベント駆動型設計
2.3 型セーフな設計
2.4 Windows Formsアプリケーション設計
2.5 マルチスレッド/非同期制御
2.6 例外設計
2.7 データ型
2.8 リフレクション
2.9 ネイティブアプリケーション層の利用
Chapter 03 チューニング
3.1 .NET Frameworkの性能
3.2 チューニングポイント
3.3 メモリー管理/メモリチューニング
3.4 パフォーマンスプロファイリング
3.5 最初の.NET Frameworkチューニング
Chapter 04 リリース管理/セキュリティ
4.1 .NET Frameworkの実行環境
4.2 ClickOnce
4.3 ソースコードの保護
Chapter 05 COMアプリケーション連携
5.1 .NET FrameworkとCOM
5.2 レジストリ登録不要なCOM
5.3 .NET Frameworkを使用したCOMコンポーネント
Chapter 06 新しい.NET Framework/Silverlight
6.1 最新の.NET Framework
6.2 C# 3.0
6.3 Silverlight
6.4 Silverlightアプリケーションの作成
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