2021年 ブログまとめ

2021年もブログをご覧頂きありがとうございました。

本年もコロナ禍により在宅勤務がメインだっため、比較的ブログにも時間をかけることができました。

2021年でブログ的に大きな出来事は、.NET5(公開そのものは2020年11月で、現在は.NET6)、Windows11の公開だったのですが、どちらもいまいち盛り上がりに欠けるように感じます。

その代わり、今年から注力しているPythonはやっぱり勢いがあります。
仕事をしている上ではPythonを使う事はほとんど無いのですが、ブログアクセスは増えてます。

2021年アクセスランキング

順位 ページ 2020年順位
【Excel】フーリエ解析(FFT) 1
2 アフィン変換(平行移動、拡大縮小、回転、スキュー行列)
3 CUDAの入手、ダウンロード、インストール方法 4
4 回転行列、拡大縮小行列、平行移動行列(三次元座標の場合)
5 【Windows11】タスクマネージャーの表示
6 ガウシアンフィルタ 6
7 【Excel】棒グラフの横軸の目盛を0始まりにする 8
8 C#ライブラリ(DLL)の作成方法 3
9 イメージングソリューション(ホーム)
10 【Windows11】EdgeのIEモードの設定

2020年同様、1位はExcelのフーリエ解析でした。
エクセルでフーリエ変換が出来るのはお手軽ではあるのですが、実用レベルで使えるか?いうと微妙な部分もあるので、実際にはプログラムで処理した方がいいと思うのですが、ブログには書いていないので、2022年には書きたいと思います。

ホームページ(トップページ)のアクセスが増えたのは、なぜだったのだろうか??
5年ぐらい前は「画像処理」で検索すると検索順位が1位だったのですが、ブログをサボっていたら、順位もどんどんと下がり、今ではトップページは圏外となっています…

2022年はPythonのGUI周りやDeepLearningのPyTorchあたりをやっていこうかと思っています。

 

2022年もよろしくお願いいたします。

新型コロナワクチン予約できない!予約取得のコツ

新型コロナワクチンの予約が全く取れず、3回(3週)連続で予約の取得し失敗しました。

そうこうしている間に、コロナワクチン予約の対象年齢の範囲が広がっていき、もう、ずっと予約が取れないんじゃないか?と不安に思っていました。

そこで、4回目はこれまでの反省を生かし、どうすれば予約が取れるのか?自分なりに考えて予約をしたところ、ようやく予約が取れました!

実際に私がどのようにしたら予約が取れたのか?を紹介します。

ただし、市町村によっては、予約方法が異なります。
ここでの記事は https://jump.mrso.jp/123456/ のサイトを使って予約を行う場合です。
数字の部分は市町村によって異なります。

事前準備

接種会場候補を決める

接種会場は各市町村のホームページやワクチン接種のクーポン券に同封されている資料に記載されていると思います。

最初は近所のクリニックでの予約にこだわっていたのですが、ワクチン接種の実施日そのものも少なく、予約の取得は困難です。

そのため、公民館などで実施されている集団接種会場を優先的に選んだ方が予約が取りやすくなります。また、接種日時も分かる場合は、当然、多い方が予約が取りやすいです。

そうして接種会場の候補を3会場ぐらい決めておくとよいと思います。

都合の悪い日をメモしておく

予約する日から3週間以内ぐらい(予約可能な期間)で、都合の付かない日をメモしておく事をおススメします。

実際に予約する時に予定を確認していると、その間に予約が埋まってしまいます。

また、自治体によっては、1回目の予約の3週間後に自動的に2回目の予約が入る場合もあるので、2回目の予約日も考慮しておきます。

予約方法を確認しておく

ワクチン予約は時間との勝負です。

実際の予約サイトで、何がどのように表示されているのか?接種会場の選択はどのようにするのか?自分の候補の会場はどの辺に表示されているのか?を確認しておきます。

コロナワクチンの予約方法

コロナワクチンの予約は電話もしくはネットで出来ますが、私はネットで行いました。
また、予約方法は市町村によって、異なるようです。

ここでは、https://jump.mrso.jp/123456/ (赤字部分は市町村により異なります)のサイトで予約を行う場合です。

ネットもPCかスマホ(LINE)で出来ますが、PCを使うと同時に複数のタブでページを開く事ができるので、おそらくPCの方が予約が取りやすいと思います。
以下はPCの場合です。

(参考)
https://www.mrso.jp/portal/covid19-vaccine/web-reserve.html

1.予約ページへアクセス

ワクチンの予約は、https://jump.mrso.jp/123456/ のサイトへアクセスします。

リンク先へ行くと、別のページ(https://www.covid19-vaccine.mrso.jp/123456/VisitNumbers/visitnoAuth/)へ飛び、以下のような画面が表示されます。(赤字部分は市町村により異なります。)

ここで、市区町村コード(事前に入力されています)と接種券番号、生年月日を入力し、認証をクリックします。

2.お客様情報の入力

はじめてページにアクセスしたときは、名前、生年月日などを入力する必要がありますが、2回目以降は、入力が省略されるので、予約が開始される前に予約ページにアクセスし、各種情報を入力しておくことをおススメします。

上図の予約を進めるをクリックします。

3.接種会場の選択

表示されている会場一覧の中から、希望の会場の部分に表示されている 詳細・予約 ボタンをクリックします。

画面のキャプチャを忘れましたが、予約可能な接種会場がある場合は、会場一覧が表示されます。

4.接種希望日の選択

会場を一覧を選択すると、会場ごとの予約ページが表示されるので、予約カレンダーを見るをクリックし、カレンダーの中から、予約希望日をまたはが表示されている部分をクリックします。×はクリックしても何も表示されません。

※画面をキャプチャするのを忘れました。(正確には、そんな余裕がありませんでした)

5.希望時間帯を選択

選択した接種日の予約可能な時間帯が表示されるので、この中から希望時間をクリックします。

時間帯を選択後、予約内容の確認→予約するのボタンをクリックし、予約が完了します。

予約時のポイント

ここからが重要です。

予約開始時間前の30分~1時間ぐらい?前に、上記予約方法の1~3まで

1.予約ページへアクセス

2.お客様情報の入力

3.接種会場の選択

のページまで移動し、接種会場の画面で予約開始時間まで待機します。
(※地域によっては、予約開始前に最初のページから次に進めない場合もあるようです。)

何分程度前から待機した方がいいか?は、市町村や予約の混雑状況により異なると思いますが、私は1時間前から待機しました。

ただし、この会場選択のページを表示したまま放置しておくと、途中で接続が解除されてしまうため、接種会場一覧の部分をクリックするか、ブラウザの更新ボタンを定期的(1分間隔ぐらい?)にクリックし、切断されないようにクリックを続けます。
私は接種会場一覧の部分を定期的にクリックしました。

予約開始時間になると、接種会場の一覧が表示されますが、ここからは時間との勝負です。

接種会場の選択→接種希望日の選択→希望時間帯の選択→予約内容の確認→予約

までの一連の操作は、1秒たりとも無駄にしないつもりで、間髪入れずに操作します。

私は希望時間帯の選択の部分で、何時がいいだろう??と30秒ぐらい考えてしまったせいで、3回目の予約の挑戦は失敗しました。

最初のページでアクセスできない場合

最初のページ(https://jump.mrso.jp/123456/ )に接続したとき、予約開始時間直前にアクセスすると、アクセス集中でその先に進めません。

このアクセス集中画面が表示された状態からは、ほぼ予約ができなく、接続できたと思ったら予約枠がほぼ埋まった状態になっているかと思います。

それでも僅かな可能性に賭けて、ブラウザのタブで予約ページをいくつも表示しておくと、もしかすると予約できるかも?しれません。

他のサイトでは、ブラウザの更新をした方が良いような情報もありますが、基本的に放置で大丈夫な気がします。かと言って、本当に放置で大丈夫なの?とも思うので、数個のタブだけ更新をして他は放置が良いと思います。

アクセス集中の画面から、予約の画面に切り替わると、タブのアイコンが切り替わるので、速攻で予約しましょう。

まとめ

予約のポイントは

●接種会場の候補を複数決めておく
●予定の付かない日をメモしておく
●予約ページへは、予約開始時間前にアクセスし、接種会場一覧のページで待機する
●予約日、時間帯の選択で悩まない(時間をかけない)

となります。

ここまでしないと予約するのが困難でした。。

2021年8月現在では、ワクチン接種を促すCMとか流れていますけど、ワクチン接種をしたくない人より、ワクチン接種したくても予約が取れない人の方が圧倒的に多いと思うんですよね~
もう少し予約が取りやすくなってくれないですかね?!

2020年ブログ総まとめ、アクセスランキング公表

2020年は何と言ってもコロナの年でしたね。

私もいつもなら、年末年始は実家に帰って、ボ~っと過ごしているのですが、今年は生まれて初めて、正月を自宅で過ごすので、初めて、まとめ記事を書いています。

 

年間アクセスランキング(2020.1.1~2020.12.29)

順位 ページ ページビュー
1 【Excel】フーリエ解析(FFT) 54,426
2 【Word/Excel2007】4×4以上の行列の入力方法 22,017
3 C#ライブラリ(DLL)の作成方法 17,450
4 CUDAの入手、ダウンロード、インストール方法 17,365
5 【Excel】高速フーリエ変換(FFT)のマクロ(VBA) 15,905
6 ガウシアンフィルタ 14,074
7 古いバージョンのVisual Studio Community/
Expressの入手ダウンロード
13,780
8 【Excel】棒グラフの横軸の目盛を0始まりにする 13,229
9 画像処理のためのC#テクニック 13,207
10 画像処理アルゴリズム 12,732

 

1位はExcelネタでした!

もう少し画像処理ネタが入ってくると思ったら、やっぱりWord/Excelは、検索数そのものが多いんでしょうね。Excelの中でもマイナーなネタと思われるFFTが1位となると、メインでWord/Excelネタのブログを書いている人のアクセス数は、すごいんだろうな~?

 

2020年、私の会社では、4月後半ぐらいから在宅勤務が本格的に始まったのですが、在宅勤務管理用に部署内で出社/在宅/休みの情報を共有するために、Power Appsを使って在宅勤務管理用のアプリも作ってみました。

 

 

2020年は、世の中のOpenCV関連の情報が、C++から完全にPythonに塗り替わった年でもあったように感じます。私の仕事(検査装置などで使われる画像処理)ではPythonなんて使わないし。。とか言い訳しながらPythonは避けていましたが、さすがに避けて通れそうにないので、2021年はPythonをもう少し勉強しようと思っています。

 

2020年で個人的に重大な出来事としては、.NET 5.0 が発表された事だったのですが、こちらはイマイチ盛り上がりに欠けているようにも感じます。Visual Studio の次期バージョン(Visual Studio 2021?)か、.NET 6.0 が公開された頃に盛り上がってくるかな??現在、.NET Frameworkを使っている人なら、その先は無いので、もう少し、.NET 5.0 への移行を準備しておいた方が、いいんじゃないかな?と思うのですが。。

 

2021年も、よろしくお願い致します。

10万円の特別定額給付金の申請をスマホでオンライン申請してみた

10万円の特別給付金も私の住んでいる市でも受付が開始され、マイナンバーカードを持っていれば、スマホでオンライン申請ができるということなので、早速やってみました。

自分の住んでいる市町村でも開始しているか?は各市町村のホームページで確認できると思います。

 

オンライン申請が出来る条件は?

  • マイナンバーカードを持っている
    マイナンバーカードでの申請は、電子署名用の6~16文字のパスワードと、ポータルサイトのログインに必要な数字4文字のパスワードが必要になります。
  • カードリーダーがある
    私はPC用のカードリーダーは持っていないので、iPhoneで行いましたがiPhoneの場合はFelicaに対応している必要があるので、iPhone7移行であれば大丈夫?かと思います。

詳細は茨城県五霞町の資料が見やすかったので、こちら↓を参照下さい。

https://www.town.goka.lg.jp/data/doc/1588317942_doc_37_0.pdf

この資料にも書いてありますが、まだ、マイナンバーカードを持っていない人は素直にハガキによる申請が良いかと思います。

マイナンバーカードの発行も私の場合で申請から手元に来るまで、3週間ぐらいかかりました。

 

10万円給付金の申請方法は?

スマホでのオンライン申請は マイナポータルAP といアプリを使って行うので、App Storeからダウンロードします。

以下、アプリでの申請手順について、すべての画面はキャプチャしなかったのですが、できるだけ書いてみようと思います。

事前準備として、申請途中で、ブラウザのSafariとアプリ間を行ったり来たりするので、Safariのタブを複数開いている場合は、できるだけ閉じておいた方が良いかと思います。

(アプリからSafariに戻る時に、別のタブに戻ってしまうので。。)

まず、手元に以下の物を準備します。

  • マイナンバーカード
  • ICカードリーダー(iPhoneの場合、iPhone7以降)
  • 銀行のカード

以下、iPhoneで申請したときの手順です。

アプリを起動し ぴったりサービス からの申請を行います。


最初に自分の住んでいる地域を指定します。

郵便番号を入力し 地域を検索 をクリックするか、プルダウンメニューから、都道府県市町村 と選択します。

最後に特別定額給付金の左側のチェックを入れ、この条件でさがす をクリックします。


上記の この条件でさがす をクリックすると、検索結果が表示され、特別定額給付金 が表示されるので、左側のチェックを入れ、画面を下へスクロールすると 申請する ボタンが表示されるので、これをクリックします。


上記の申請するボタンをクリックするとメッセージが表示されるので、OK をクリックします。


申請が可能な状態であれば 特別定額給付金 の手続名が表示されているので、次へすすむ をクリックします。


次に動作環境の確認画面が表示されますが、最初に示したように、マイナポータルAPのアプリがインストールされ、iPhoneであれば、iPhone7以降で、マイナンバーカードを持っており、パスワード(2つ)を覚えている状態であれば、それぞれ、チェックを入れ、次へすすむ をクリックします。

 

ここから先は実際の給付金の申請になりますが、個人情報が多めの内容になるので、申請画面が少なめですが、主に私が分かりにくかった部分の説明になります。

 

連絡先の入力になりますが、自分のメールアドレスを入力し、確認用にもう一度入力します。

次に電話番号を入力しますが、私の場合、ここで問題発生!

電話番号を入力すると、iPhoneの自動入力の機能がはたらいてしまい、正しく入力できませんでした。

そのため、iPhoneの設定で自動入力を無効にします。

iPhoneの 設定 を起動します。

少し下にある Safari をクリック

次に 自動入力 をクリック

次に 連絡先の情報を使用 をオフにします。
(下の画像はオンの状態です)

これで、電話番号の入力画面に戻り、番号を入力すると、忠育入力することができました。


引き続き、申請を行っていき、次に私が分かりづらかったポイント

給付金の受取口座を指定する画面において、金融機関名と本店・支店の区分を記入する場所があるのですが、

〇本店  〇支店

ならわかるのですが、

〇本・支店 〇本・支所 〇出張所

って、何??

私は支店の口座なのですが、少し悩んで

●本・支店 〇本・支所 〇出張所

のように、 本・支店 にチェックを入れました。

これで合ってたかな??


次の分からなかったポイント

添付書類として、銀行のカードの写真を添付する必要があるのですが、左の画像を見ても分かるように、画像ファイルは

jpeg, jpeg, png, gif, tiff, tif

とあります。

しかしながら、最近のiPhoneの画像ファイルの形式は HEIC なんだよな~とか思いながら、悩んでいたら、この申請画面中から写真を撮るボタンがあったので、そこから、カードの写真を撮ることで、難なく銀行カードの写真(jpg)をアップロードすることができました!!


マイナンバーカードの読み取りでは、左の画像にあるように、カードに対してやや下めの部分を読み取るようにします。

最初、iPhoneとカードの上の部分が面一になるぐらいの位置でやってて、何回か、読み取りに失敗しました(-_-;)


引き続き、申請を行っていき、最後の画面。

申請した内容の控えがPDFファイルとCSVファイルとして作られ、それらがzipファイルでまとめられるのですが、このZIPファイルはどうする??

という確認画面が表示されます。

私は、融通の利きそうなメールで送信する方を選択しましたが、控えをダウンロードすると、どうなるんだろう?と思い、控えをダウンロードする の方もやってみました。(両方可能です)

すると、iPhoneアプリの ファイル の中にZIPファイルが保存され、さらに ファイル アプリを開くと、ブラウズ の項目にダウンロード というのがあるので、これをクリックすると、先ほどのZIPファイルが可能されており、ZIPファイルをクリックすると、申請書類(全4ファイル)が入っていました。

ただ、CSVファイルが文字化けしてて、読めなかったのですが、こちらはメールで送ったパソコンでCSVファイルをメモ帳で開くと内容を確認することができました。

これで、申請は完了です。

 

 


 

 

このように、オンライン申請をするにしても、マイナンバーカードを持っていないといけないので、なかなかハードルが高いかと思いますが、私は市がマイナンバーカード作成キャンペーンみたいのをやっていた時に、たまたま作っていたのでラッキーでした。

にしても、マイナンバーで管理されている情報って、名前、生年月日、住所ぐらいで、あとは何も管理されていないのか?と思ったりもした。。

 

(2020.5.30追記)

給付金のオンライン申請は、間違いが多く、対応が大変だと話題になってますが、私は無事、入金されました。まだ、申請されていない方は、素直に郵送での申請の方が早いかも?しれないですね。

画像センシング展2017に出展します。

2017.6.7~9でパシフィコ横浜で開催される画像センシング展に出展します。

ブース番号は36です。

詳しいブースの場所は下記の地図でご確認下さい。

http://www.adcom-media.co.jp/wp-content/themes/adcom/pdf/iss/map.pdf

 

もう、何回も展示会には出展していますが、今回も私の担当はカラーの画像と三次元情報が同時に撮影できる(今風に言うとRGBD)、光切断のデモです。

 

今回のデモではカメラに綺麗で評判のソニーのCMOSセンサ(Pregius)を用いたカメラで撮影しています。それもあって、やっぱり絵が綺麗!

デモの狙いは、平たい貝の画像の上にリアルな立体の貝を載せて、2Dだけでは判断できない凹凸も取得できる!というところです。

 

ご都合が合えば、ぜひお立ち寄り下さい。

FPGA処理によるカラー光切断法の公開(参考出品)

2016年6月8日~10日に開催される画像センシング展にて、これまで公開してきたカラー光切断の処理を画像入力ボード上のFPGAにて処理を行ったものを参考出品します。

 

 

処理をFPGAで処理していることからCPUの負荷がなく、あたかもラインセンサで撮影したかのようにテクスチャ画像とデプスマップ画像の2つが同時に取得されます。

CPUの負荷が無いので、PC側ではテクスチャ画像とデプスマップ画像を使った画像処理に集中できます。

 

また、FPGA処理がカメラ内部ではなく、画像入力ボード内で行っていることから、ある程度、使用するカメラを選ぶ事ができるので、フレームレート重視だったり、画像数重視だったりと、融通が利くのもメリットです。

 

シーシーエスさんでカラー光切断法のデモ実験を開催します

8月18日(火)~21日(金)に恵比寿にあるシーシーエス株式会社 東京営業所にてカラー光切断法のデモ実験を行います。(本デモ実験は企業向けとなります)

 

デモの案内はこちら↓

シーシーエス株式会社 デモ実験開催のお知らせ

 

カラー光切断法では、三次元形状(デプスマップ)と色情報(テクスチャ)が同時に取得できる独自のもので、高速、高分解能で撮影ができます。

 

現状では、まだ寸法計測までは出来ませんが、撮影条件によっては数十μm程度の凹凸を認識できるレベルの能力を持っています。

そのため、微妙な凹凸、打痕、欠けなどの検査や、デプスマップとテクスチャが同時に取得できる事から凹凸と汚れなどとの切り分けが可能になります。

 

このカラー光切断は、開発から約2年になりますが、地味に高速、高分解能な物へと進化しつつあります。

今回は、その進化した処理のプレビュー版をお試し頂けるとと思います。

 

処理の様子はこちら↓

 

画像を取り込み始めてから(ステージが動いてから)結果が出力されるまで、そこそこ速い事が分かると思います。

他にもデプスマップ、テクスチャそのものも改善されています。

 

ちなみに、従来の処理の様子はこちら↓

 

使っている機材(照明やカメラ)は同じなのですが、取込スピードが速い事が分かるでしょうか?

 

詳細は、是非、デモを申込み頂き、確認頂ければと思います。

 

(参考)

シーシーエス株式会社 デモ実験開催のお知らせ

※本キャンペーンは終了しましたが、評価環境はありますので、ご興味のある方は、お問い合わせ下さい。

 

カラー光切断法を画像機器展2014で公開

以前、公開しましたカラー光切断法ですが、今回は回転テーブルに対応して2014.12.3~12.5にパシフィコ横浜で開催されている国際画像機器展で展示しています。

 

この回転対応は、まだまだ参考出品状態なのですが、ご興味のある方は来場頂けると幸いです。

 

こちらは比較的撮影しやすい雪だるまの置き物

 

こちらは形状がゴツゴツしていて撮影が難しい↓

 

この手のワークは何回か撮影の向きを変えて合成したいところですが、まだ、そこまでの対応はできていません。

 

国際画像機器展2013

2013年12月4日(水)~6日(金)にパシフィコ横浜にて

 

国際画像機器展2013

 

が開催されます。

 

画像処理に関連する、カメラ、レンズ、照明、画像入力ボード、画像処理ソフトメーカなどが一同に会します。

 

私はカラー切断法のデモを行っているので、よろしくお願い致します。

 

同時開催で

 ViEW2013 ビジョン技術の実利用ワークショップ

 第23回三次元工学シンポジウム

 ビジュアルメディアExpo2013

 ディジタルホログラフィ装置の作り方・使い方

 

および、無償の国際画像セミナーも開催されます。

 

個人的なチェックポイントは

 

 ViEW2013特別企画

 画像処理におけるCUDA・GPUの活用と性能向上実現へのポイント

 

でしょうか。

 

今年はなんだか、もろもろ面白そうです。

 

私の会社も出展し、詳細は言えませんが、私のやってる物も出展すると思われ、おそらく説明員で立っているので、お気づきの方は、声をかけて下さいね。

 

フリーの数値演算ライブラリ

私のお世話になっている会社が無償で数値演算ライブラリを公開してくれました。

 

数値演算ライブラリ eyemLib

http://www.eyedeal.co.jp/product/eyemLib.html

 

内容的には行列演算(ベクトル演算)、近似計算、幾何計算、計算幾何、キャリパー(寸法計測)向け処理、二次元点群マッチング、カメラキャリブレーション など。

ちょっとキャリパー色が強いかな?

 

これらの関数は、おそらく同社が開発している位置決めライブラリ寸法計測パッケージなどでベースに使っているライブラリと思われ...

 

これらの数値演算に関してはOpenCVでも同じ様な関数はありますが、OpenCVだと無償で商用に使えますが、著作権表示がちょっと抵抗があるな~という人には、ちょうどいいと思います。

ライブラリもスタティックライブラリ(*.lib)なので、ライブラリの使用を完全に隠す事ができます。

 

このライブラリは完全フリーで商用使用可、著作権表示義務なしだそうです。

ただし、使用は自己責任にてノンサポートとなっています。

 

この会社は、画像処理アルゴリズム開発を得意とするスペシャル集団なので、関数もちょっとマニアックな感じ。

近似処理も直線、円、楕円の近似がありますが、それぞれロバスト推定に対応していたり...

個人的には各種行列演算があって、逆行列や固有値、固有ベクトルの関数もあるのは嬉しいかな?

 

関数マニュアルも付いているので、スタティックライブラリを使った事がある人で、それぞれの関数の用途を知っている人には重宝すると思います。

 

数値演算ライブラリ eyemLib

http://www.eyedeal.co.jp/product/eyemLib.html

 

使える数学へ戻る

Vision China 2013へ行ってきました

先日、2013.3.18~21に中国の上海で開催されたVision China 2013へ行ってきました。

正直、行く前はPM2.5が心配だし、日本人と分かるやいなやボコボコにされたらどうしよう?と思っていましたが、実際に行ってみると、そんな事は無く、無事、帰ってくる事ができました。

というよりも、むしろお世話になった中国の方々には、非常に親切にして頂き、感謝感激です。

そんな誤解を解く意味でも、実際に見て来た上海を記事にしたいと思います。

 

展示会は、日本で言うと画像センシング展とセミコン、インターネプコン、Laser Expoが全部同時開催されているような、かなり大きな展示会です。

展示会場はこんな感じ↓

空も、青々として、いい天気でした。PM2.5はどこへやら??

 

事前準備

上海の基本情報はこちらで調査。かなり参考になりました。

 

予約した飛行機はAir China。

Air ChinaのHPによると、機内持ち込みサイズが55x40x20センチの5kgまでとかなり厳しめ。

(実際にはこのサイズ以上のカバンを持ち込む人も多く、結構、いい加減)

手頃なカバンが無かったので、これを購入↓

 

 

2000円を切る値段で、若干不安な部分もありましたが、A3サイズが入るサイズという事で、なかなか使い易いサイズのカバンです。これなら、普段の出張にも使えそうです。

 

PM2.5対策でマスクを購入

 

買ってはみたものの、上海に入ると、誰一人としてマスクをしている人がいなく、入国直後に乗った地下鉄でもマスクをしていたら、あまりにもジロジロ見られるので、結局、その後にマスクをする事はありませんでした。

でも、天気も良かったし、本当に必要なかったのかも?

花粉症の私は日本で普通に使ってます。確かに耳が痛くならないかも?

 

上海へ入国

上海の飛行場は上海浦東国際空港上海虹橋国際空港との2つありますが、安い航空券の成田からの直行便は上海浦東国際空港へ行く場合が多いらしい。

 

飛行機を降りると、昔懐かしいタラップが!

 

タラップを降りるとバスが待っているので、それで空港の建物内へ。

 

空港へ入ったら、まずはiPhoneの設定。

キャリアの自動設定をoffにして、CHN-UNICOMを選択。

詳細はこちらが参考になります。

http://mb.softbank.jp/mb/international/roaming/pdf/iphone_global_pocket_guide.pdf

 

ちなみに、中国のネット規制もあるかと思い、無料のVPNも設定してみましたが、VPNをオフにしてもTwitterとかLINEが使えてました。

 

空港から上海の市街地へはリニアモーターカーが便利。

以前は最高時速430kmを出していたそうですが、以前あった、中国新幹線の事故以来、最高300kmになったとのこと。

実際に乗ってみると、成田エクスプレスとかの方が乗り心地がいいような。こそこそ揺れます。

 

チケットは窓口で日本のSUICAみたいのを購入。(行き先は1か所しかないので、迷う事は無いと思います。)

空港から市街へ行くときは、航空チケットの半券を、空港へ行くときはeチケットの控えを印刷した物を見せると料金が50元から40元となります。

 

ホームへ入る時は改札機の上へタッチ。出るときは下のカード挿入口へ入れる。

 

これは、地下鉄に乗るときも同じです。

地下鉄の名前は1号線から13号線の名前が付いていて、日本より分かりやすいかも?

路線図

http://www.shmetro.com/node41/node45/200809/con100270.htm

 

チケット(上記のSUICAみたいなの)を買うときは行き先をタッチパネルでクリックするので、何号線の何という駅へ行きたいのか?確認しておかないと、チケットが買えません。

 

地下鉄に乗ってみたら、行き先案内板にWindowsっぽいエラー表示が~

 

展示会場にて

展示会場に限らず、リニアモーターカーに乗るときなど、人の集まるところでは、大きな荷物はX線検査機を通す事が多かったです。

 

展示ブースでちょっとPCを触ったのですが、設定など、中国語がさっぱり分からない!

 

こちらが中国キーボード

 

最初、アルファベットもないのかな?とも思いましたが、プログラムを組むんだから、アルファベットは当然、あるはな~

 

中国の方から差し入れてもらった缶コーヒー

懐かしいプルトップ。

にしても、ほんと、気を使ってもらって、感謝。

 

男子トイレ↓

男子トイレなのに、赤で表示されていると、ちょっと悩みます。

逆に男女とも青っぽいマークのところもあったので、色ではなく、マークで識別しないといけない。

 

ちなみに、上海ではおしりを拭いた紙は前にあるカゴに入れないといけないという情報があったのですが、ホテルとかでは、普通にトイレに流せるっぽく、おそらくこれか?↓

 

上海では都会なので、壁の無いいわゆるニーハオトイレはさすがに無かった。

 

上海の街中にて

車は日本車なんて乗っていると危険で、ぜんぜん無いんじゃなか?とも思っていましたが、以外と日本車も走っていた。

タクシーはVWが多く、普通車ではアウディも多かった。

日本車の割合は3割ぐらいか?

その中でもホンダ車が多かったような。

おそらく車を持っている人は、かなりの富裕層なような...

庶民の足?のスクーター

スクーターの8割ぐらいが電動だった。

日本より、むしろエコでクリーンじゃん。

しかし、交通マナーは悪く、横断歩道を渡っていても車に注意すべし。

 

ホテルにて

上海の電圧は220V

電源プラグはC型かO型が多いとの事でしたが、コンセントはこのような形↓の物が多く、日本のプラグをそのまま差せるので、変換プラグを使う事は無かった。

 

泊まったホテルでは、ロビーではWifiが使えたのですが、部屋までには届いてなくて、部屋でも有線LAN

 

これ↓を買っておけば良かったかな

 

国際画像機器展2012/View2012が開催されます

今年もいよいよ画像機器展の時期がやってまいりました。

 

2012年12月5日(水)~7日(金)まで、パシフィコ横浜で国際画像機器展2012(無償)が開催されます。

 

画像処理関連の展示会としては夏に開催される画像センシング展と並ぶ大きな展示会です。

無償ですので、画像処理ので行う検査ソフトやカメラ、照明、レンズ、画像入力ボードなどをご検討の方は是非とも参加されると良いと思います。

 

また、何気に画像処理業界への就職を希望されている学生さんにもおススメです。

画像処理業界は、おそらく学生にとっては無名であっても、実力のある、この業界では有名な会社って、結構たくさんあるものです。

 

国際画像機器展2012 

http://www.adcom-media.co.jp/ite/

 

同時にView2012 および 三次元工学シンポジウム という学会発表のようなものも開催されています。

こちらは有償なのですが、最新の画像処理技術に触れることができると思います。

View2012の特別講演では、あのハンマー投げで有名な室伏さんが登場!?

 

View2012

http://view.itlab.org/2012/

三次元工学シンポジウム

http://www.adcom-media.co.jp/ite/sanjigen/

 

さらに同時開催でビジュアルメディアExpo2012(無償)というのも開催されます。

セミナーなどの内容を見ると、AR、プロジェクションマッピングなどのキーワードがちらほらあって、個人的には魅力的です。

 

ビジュアルメディアExpo2012

http://www.adcom-media.co.jp/vme/

 

あと、画像機器展の展示会場の入り口付近?で技術相談コーナーという一角があります。

私は前回の画像センシング展で初めて相談員として参加したのですが、このコーナーの相談員として参加されている方は私以外、画像処理業界のつわ者揃いでした。

画像処理でお困りの方は是非、立ち寄られると良いと思います。

その際には、検査するワークなどを持ち込めるのであるのなら、話が早いかも?しれません。

(今回も参加する事になるのかな~???
もし、私のお気づきの方がいらっしゃったらお声をかけて下さい。少なくとも展示会には行っていると思います。)

 

技術相談コーナー

http://www.adcom-media.co.jp/ite/tech/

 

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画像センシング展/SSII2012

2012.6.6(水)~2012.6.8(金)にパシフィコ横浜にて画像センシング展2012 が開催されます。

 

この展示会は12月に開催される画像機器展に並んで画像処理機器(カメラ、レンズ、キャプチャボード、照明、画像処理ライブラリなど)が一堂に会する大きな(画像処理の展示会としては)展示会です。

 

画像処理を使った検査システムなどを検討している方であれば、是非とも参加されると良いと思います。
技術相談コーナーなどもあります。
何故か私も最終日の最後の時間に相談コーナーを担当する事に...

http://www.adcom-media.co.jp/iss/gijutsu_schedule/?ml_20120604

 

また、主に出展社による無償のイメージングセミナーも開催されるので、興味のある内容があれば参加されると良いと思います。

 

私は「KINECT テクノロジーと NUI の可能性」という内容に興味津々。(仕事とは全く関係ありませんが。)

 

今回の展示会では、Kinect for Windowsが出た事でKinectの商用利用が可能になったので、Kinect関連の展示や発表がある事を期待しつつ...

 

同時開催でSSII2012というシンポジウム(有料)も開催されます。

 

こちらは主に研究論文発表の内容ですが、画像処理の研究に携わっている方であれば、かなり有意義だと思います。

 

主な内容

特別講演 http://www.ssii.jp/special_program_lecture.html

チュートリアル http://www.ssii.jp/special_program_tutorial.html

オーガナイズドセッション http://www.ssii.jp/special_program_organized.html

ん~、気になる。

国際画像機器展2011

2011.12.7(水)~12.9(金)にパシフィコ横浜にて国際画像機器展2011が開催されます。

国際画像機器展2011

http://www.adcom-media.co.jp/ite/

 

無料ですので、画像処理やカメラ、照明、キャプチャボードなどをお探しの方、まずは事前登録してみては如何でしょうか?

http://www.adcom-media.co.jp/ite/getinv/

 

また、無料のセミナーも開催されています。

http://www.adcom-media.co.jp/ite/seminar/

 

セミナーの内容だけ見ていると、USB3.0、GigE、CoaXPressなどと新しいカメラのインターフェースが登場し、時代が動きつつある感じがします。

 

で、私は、おそらく最終日の9日に説明員で立っているかも?知れないので、お気づきの方はお声をかけて下さい。

 

お詫び および お願い

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

 

9月より、これまで使っていたプロバイダを解約しました。

 

それに伴い、本ブログの「問い合わせページ」
https://imagingsolution.net/inquiry/
より問い合わせ頂いた内容は、私の元に届いておりません。

 

大変、恐縮ではありますが、9月以降にお問合せページより
お問合せ頂いた方をいらっしゃいましたら、再度、コメント
頂けるようお願い致します。
                    Akira

【展示会情報】画像センシング展/SSII2011

2011年6月8日(水)~10日(金)、パシフィコ横浜にて

 

画像センシング展2011

 

が開催されます。

 

国内外のカメラ、照明、画像入力ボード、画像処理ソフトメーカが一堂に会するので、画像処理を使った検査を検討している方は是非とも参加されてみては如何でしょうか?

 

また、同時開催で

 

SSII2011

 

という、非常に参考になるセミナー(有料)があるので、興味がある方参加すると良いと思います。

詳しいセミナーのプログラム内容はこちら

私も参加申し込みをしました。

 

また、ちょっと宣伝が入ると思いますが、展示会の出展社による無料の

 

イメージングセミナー

 

も開催されます。

 

内容は最新の物、かつ、実際に検査などで使われている技術ばかりなので、現実的で、こちらも役にたつと思います。

 

また、コンピュータビジョン最先端ガイドなど、ちょっとマニアックな本も会場で販売されていると思います。この本を手に取って見る事のできる数少ないチャンスなので、こちらも見てみて下さい。